【映画感想】キャプテン・アメリカとアイアンマンだったらやっぱりアイアンマン派だった。
『シビル・ウォー』を見ました。そうです。アベンジャーズのあれです。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』は視聴済みでして、なんでアイアンマンとキャプテン・アメリカの仲が悪かったのかがどうも釈然としないので、見てみました。
あと、スパイダーマン(カミングホームのトム・ホランド版)も初登場なので。
キャプテン・アメリカに一切共感できない
もう本当に、アイアンマンが、トニースタークが、ロバートダウニーJrが、かわいそう。
キャプテン・アメリカは信念を貫くんです。貫きとおそうとするんですが、その信念が安っぽい。
俺ら友達だから!って。
しかも昔からの友達だから、すげぇ大事なんだぜ!って。
いや、でもその友達が同僚の両親殺してたらダメだろ。
その事実を知っていて、黙っているのも恐ろしいし、しかも目一杯庇っちゃダメだろう。
「信念を貫く」という姿勢は立派ですが、
「友人が正当化できない人殺しであることに目をつぶる」のは
ヒーローとして如何なものか。
それでいて、続編の『インフィニティ・ウォー』では「加勢するぜ!」みたいなノリ。
いやぁ、びっくりしました。本当に。
アイアンマンの傲慢だけれども、社会的なバランスをとる感覚こそ立派なんじゃないの?と思ってしまいました。
キャプテン・アメリカに対しては厳しい目を向けざるを得ないですが、映画は面白いですよ。ブラックパンサーとかスパイダーマンとか。ワクワクするような活躍をしてくれるので。ちなみに『インフィニティ・ウォー』はもっと面白いです。