薄皮が剥けた話で、中身がない。
左手の親指の皮がベッコリと剥けてしまいました。
昨日、空気入れをピストンしすぎたのです。
先日、急な用事が入りました。
おっきなプールを膨らませる
というタフな用事です。
いきなり空気入れをシュコシュコやるのは30歳を前にしている大人としては知恵がなさすぎる。
自動の空気入れを探しました。すぐに見つかります。この辺りのものを探す能力には定評がありますから。
コンセントに繋いでヴーッと空気を入れていると、驚くべき事実に気がつきました。空気を入れる穴が3つあるのです。
急いで、自動の空気入れを探しにいきます。以前に職場で使い古されたごついゴーレムみたいな自動の空気入れがあったことを知っていたので、すぐさま探しにいきます。しかし見つかりません。今使っている、青色のスタイリッシュな空気入れにそのポジションを取って代わられたようなのです。
僕は諦めました。悔しい気持ちと惨めな気持ちを胸に抱えて。
そしてシュコシュコやる空気入れを手に取りました。
空気入れの先っちょにつける針をすぐさま探しだし(この辺りの能力は定評がある)、シュコシュコと空気を入れ始めました。
それはあんまりに大きいプールでした。
ここ数日の炎天下で、熱中症による痛ましい事案が発生している中、僕はタオルをかけ水道の水を飲み、空気入れをシュコシュコしていました。
30分もシュコシュコしていると上腕三頭筋が効かせられるのです。
最近疑問なんですが、筋肉を鍛える界隈の人たちは、「大胸筋に効かせる」とか「このトレーニングは腹斜筋に効かせるために…」とかの効かせるって言葉使いませんか?つかってません?あぁ、僕の勘違いか。
とまぁそんなことを考えていたら、左手の親指の皮がべろりと剥けるんです。
たまげます。
皮が剥けるって本当に痛いですよね。特に薄皮が向けるやつ。最初はなんともないんですけれども、絆創膏をつけるとヒリヒリしだして。
お風呂に入るとしみるし。
絆創膏が取れると、剥けた皮の部分が赤紫になっていて「皮膚の下」を連想させて、どうもえげつない。
そう。薄皮が剥けると痛いんです。そんなことを書きました。