ペースト状です

たぶん、そういうことです。

4ヶ月読み続けた本『人間の条件』の話

長期の休みに入りましたので、やっと!やっと!ハンナ・アレントの『人間の条件』を読み通しました。記録を見ると、5月の末から細々と読書ジャーナルをつけているので、だいたい4ヶ月くらい読んでいたことになります。

 

人間の条件 (ちくま学芸文庫)

人間の条件 (ちくま学芸文庫)

 

 

ひたすらに読みづらい…

毎朝の朝読書的な感じで出勤前に読んで「ちょっと意味わかんないです」を繰り返していました。

そして、1日かけてガッツリと読み、「ちょっと意味わかんなかったです」となりました。

 

この本を作者背景なしで読んで、意味わかる人いるのでしょうか?

『人間の条件』の読みづらい点

・ハンナ独自の言い回しが多すぎる

・一文が長く、意味を捉えづらい

・「しかし、なるほど、」と「なるほど」が読みづらさを増す

   (途中から「なるほど」はみえないようにしていました)

・話に連続性が見えづらい(これが本当に厄介。自分の読む力の無さを実感)

 

と、4点ほど読みづらさをあげてやりました。あぁ、本当に読みづらかった。

 

一言にすると

そんな読みづらい本でも、意地になって読み終えました。

ハンナが言いたかったことを一言で僕なりに言うと、

 

労働がすべての基盤となる生活はダメよ。何も生み出さないわ。

 

ということなのでしょうか。多分違うので、違ってたら教えてください。

ただ、この本にはとても大切なことが書いてあることは間違いないです。

いつでも見えるところに置いて、折に触れて何度か読んでいきたいと思います。

 

そして、この夏は「ハンナ・アレントをよく知ろう・夏」と決めて、関連図書を掘っていきます。