ペースト状です

たぶん、そういうことです。

おかえりルルーシュ『コードギアス 復活のルルーシュ』を見たことを

公開日した日に映画を観にいくのは、いつぶりだろうか。そんなことを考えたら、『Anemone』でも公開日に行ってました。

 

R2のあのラストの続きとして公開された今回の映画、かなりの満足感でしたよ。だって『復活のルルーシュ』ですもの。ルルーシュが復活しちゃうんだから。満足しないわけにはいかないでしょ。まず大前提としてコードギアスを観てきた人間としては、ルルーシュがいないコードギアスコードギアスではない。だからこそR2の最後には、コードギアスコードギアスではなくなってしまったような気がしてしまったのです。ルルーシュが全てを背負って死んでいったこと。そしてそれと引き換えに享受されることになった平和。大きな物語としてはハッピーエンドですが、無印時代からルルーシュを追ってきた私たちにとって、ルルーシュの作中での死はあまりにも衝撃的でした。話の整合性をつけるために、彼は死ななければいけない存在ではあったのです。それは分かっていたが…という好きだけど嫌い!みたいなアンビバレンスな気持ちを持っていたのです。

 

そのルルーシュが復活…だと…?

 

もちろん、R2の最後に生きているのではないか、と示唆される場面がありました。その続きになります。そして、ルルーシュは蘇ります。その人間臭い理由と経緯は実際に見られた方が良いでしょう。ルルーシュの復活場面のカタルシスはすごいです。ゼロが帰ってくるのですから。

そして、復活したルルーシュはナナリーのために「優しい世界」を作ろうとしたルルーシュよりもさらに優しいルルーシュになっていました。そしてちゃんと前に進んでいました。自分の犯した罪と辛い思い出をまるっと肯定したルルーシュが見られました。

 

今作のヒロインは間違いなくC.C.でした。とっても可愛かった。ナイトメアの戦いも無印を彷彿とさせるような白兵戦もあれば、R2を進化させた空中戦もありました。僕は無印の泥臭さが好きでした。R2はもうスザクカレン無双が過ぎましたからね。もちろん彼彼女らの奮闘も見られます。

 

ルルーシュがいなくなった世界に少し寂しさを覚えていたら、僕はこの『復活のルルーシュ』を見ることをお勧めします。