マインドフルネス瞑想がやる気を下げる?そう言われればそうかもしれない話。
マインドフルネス瞑想は仕事に悪い?
今朝こんな記事を目にしました。なんということでしょう!
仕事へのモチベーションが日々下がっていたなんて!
とびっくりはしたのですが、言われてみれば
まぁそうだよな
と言う感じです。
先に結論
マインドフルネス瞑想が仕事のモチベーションを下げている実感はあります。それは、仕事や生き方について見つめ直す時間を意図せず与えるからです。なぜその仕事をするのか、この感情はなぜなのだろうか、僕は何をしたいのか。そんなことを考えたら、自然と目の前の多忙さや煩雑さとは少し違うステージに立っていきますよね。
決してそれ自体は悪いことじゃありません。企業戦士としてバリバリと働きたいと思ったらその限りではありませんが。
少し肩の力を抜いて仕事と、それ以外のものと向き合っていけるのだから僕はマインドフルネス瞑想は続けていくでしょう。
ここから少しばかりの回想
僕がマインドフルネス瞑想を実践しはじめたのは、今から4、5年くらい前です。妻が鬱になって半年くらいした時です。妻が日々辛そうにしながら心のあり方を定めようとしている時に、何かの足しになればと妻に紹介したのがマインドフルネス瞑想との出会いだったと記憶しています。
結婚前の僕と妻は猛烈な働き方をしていたし、妻は僕以上にタフな仕事をしていたので、鬱の発症は当然の成り行きだったのでしょう。もちろん僕も妻の姿を見て、自分の姿と照らし合わせてから気をつけるようになっていきました。妻の心のしんどさに気づくことにできなかったことに大いに反省をすることもありますが。
実際に瞑想をはじめてから、自分の感情に「気づく」ことができるようになってきました。戸惑い、緊張、不安、多幸感、あまり抱きませんが、怒り。何度もやっていると、自分のこと、自分の周りのこと、仕事のことがすっと楽に見られる自分がいることに気づきました。
俯瞰で見る、とかメタで見るとかいろいろな言い方はありますが、自分自身の客観視を獲得できたと思っています。自分自身を理解しようとしている姿は、妻を理解しようとする姿勢にも繋がりました。
マインドフルネス瞑想を実践する時には、結果ではなく経過に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
ちなみ僕はこのアプリを使っています。